IT業界の成長と今後の注目分野

IT業界は非常に活気があり、常に成長しています。まずIT業界の人口を確認しましょう。
2014年の段階で日本のIT業界の人口は約84万人です。2010年はリーマンショックの影響を受け一時的に人口が減りましたが、それ以降右肩上がりで伸び続けています。
2014年のアメリカでは約369万人。アメリカにおいても2010年に人口が減りますがそれ以外では伸び続けています。

中国ではリーマンショックの影響を受けることもなく、常に上がり続けており、現在では320万人を超えています。
日本、アメリカ、中国では国の人口が元々大きく異なるためIT業界の人口にも差があるように思えますが、いずれにせよ世界的にIT業界が成長していることが伺えます。

そしてこれほどの成長を見せているIT業界の中でも、さらに今後ますます成長していくと考えられている分野があります。それがIoT分野です。IoTとは家電や自動車、工場などの産業用ロボットに使われているようなプログラムのことを言います。
なぜIoTが注目されているのかというと、近年IoT機器がさまざまな業界で導入されていることが挙げられます。

IoTはモノのインターネット化とも呼ばれていますが、IT技術が進歩したことによりあらゆるモノをネットに繋いで一元的に管理することが技術的に可能となりました。今後、モノをネットに繋いでいくためのプログラム制作が求められるため、それに携わるIoTエンジニアの需要が非常に高まっているのです。
最近では、農業にもIoT機器が導入されていることでもわかるように、IT導入が活発な領域でのIoT開発案件は増加傾向にあります。